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雨ニモマケズ

先日、雨の日。
通りすがりに『世界のあじさいの殿堂 もりやま芦刈園』という看板を見つけ
思わず吸い込まれるように立ち寄りました。

梅雨の雨に打たれながら咲く紫陽花を見ているうちに詩を思い出しました。

『雨ニモマケズ  風ニモマケズ  雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ    

丈夫ナカラダヲモチ  慾ハナク  決シテ瞋ラズ  イツモシヅカニワラツテイル

一日ニ玄米四合ト  味噌ト少シノ野菜ヲタベ

アラユルコトヲ  ジブンヲカンジョウニ入レズニ  ヨクミキキシワカリ  ソシテワスレズ

野原ノ松ノ林ノ蔭ノ  小サナ萱ブキ小屋ニイテ  

東ニ病気ノ子供アレバ 行ツテ看病シテヤリ

西ニ疲レタ母アレバ  行ツテソノ稲ノ束ヲ負ヒ

南ニ死ニソウナ人アレバ  行ツテコハガラナクテモイヽトイヒ

北ニケンクワヤソシヨウガアレバ  ツマラナイカラヤメロトイヒ

ヒデリノトキハナミダヲナガシ  サムサノナツハオロオロアルキ

ミンナニデクノボートヨバレ  ホメラレモセズ  クニモサレズ

サウイウモノニ  ワタシハナリタイ』

                       宮沢 賢治 『雨ニモマケズ』より

これぞ『THE・日本の美学』です!!

カメハメハ大王の子供なんて、風が吹いたら遅刻して
雨が降ったらお休みなんですよ!うらやましい、、、
いやいや、これはこれでおおらかで愉快な

『THE・南国の美学』なんですよね☆

紫陽花を見ながら思い出せたフレーズは
お恥ずかしくも『雨ニモマケズ 風ニモマケズ・・・??』までだったのですが、、、

とはいえ、中学生ぶりに読んだ『雨ニモマケズ』の全文は
世の中なんてちっとも知らなかった頃に、教科書の一文として読んだ、
それとは別のものでした。

たくさん悲しいニュースが毎日飛び込んでくる今の日本で、
みんなが忘れてしまっている“思いやり”と“勤勉”の気持ち。
日本人が世界に誇れる美学をこの詩は思い出させてくれました。

時代は流れ、みんなが快適で便利な暮らしを手に入れれるようになったのに、
どうして不便な暮らしだけではなく、思いやりまで忘れてしまったのでしょう、、。

日本で起きているニュースを聞いた、アフリカの民族の人は
「家族同士が殺しあう民族は必ず滅びる」と言ったそうです。

まず精神的に豊かであること、
自分のためにではなく、誰かのために働くことの喜びを、
物質や金銭的だけでは真実の豊かさはおとずれないという事を、
雨に濡れた紫陽花は思い出させてくれた気がします。

と、そんなわけで。

うっとおしい梅雨だって、
自然はたくさんの事に思いを馳せるチャンスをくれます。

水溜りで、長靴に水を入れてぐちゅぐちゅ!音をさせて帰った小学校を思い出すも。
池で泳ぐゲンゴロウを「虫がおぼれている!!」と助けだした事を思い出すも。
口をあけて大きな雨粒の味を確かめているうちに、ひっくり返って泣いたことを思い出すも、、

あ、、あまりお利口な小学生ではございませんでしたので、
こんなことしか思い出さないのですが、、。

一番好きな梅雨の思いでは、雨音を聞きながら
お母さんの、お姉ちゃんの、お父さんの、おばあちゃんの
腕の中、ひざの上ですやすや眠ったあの安心感です。

いっぱい思いやりをもらった子供は、きっといっぱい思いやりをもてると思います。

どうぞ、たくさん一緒に自然に触れて思いやりあふれる思い出をプレゼントしてあげてください。
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by hyamada_clinic | 2006-06-28 12:40 | ちょっと一息

女性であることをいつまでも楽しんでほしい。滋賀県の山田産婦人科からの情報発信です。お問い合わせはycyamada@gmail.comまでご連絡ください。
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